英検やTOEICなど、他の英語能力検定試験と比較して、TOEFLテストのボリュウムと時間の長さは特出しています。
試験本体にインストラクションと10分休憩の時間も加えると、トータルの試験時間は4時間を越えることもあります。(もちろん、回答のスピードに個人差はあります。)
試験の構成は以下の通りです。
リーディングセクション
100分
長文を読み、その内容やその中に含まれる語句についての質問に答える。
回答は4択。
サブセクション1 20分 長文を1つ読み、15から20問に回答する。
サブセクション2 40分 長文を2つ読み、30から35問に回答する。
サブセクション3 40分 長文を2つ読み、25から30問に回答する。
リスニングセクション
20分
アナウンス、講義、または会話を6つの聴き、それぞれの設問に答える。
問題文、回答文はともに印刷されない。回答は4択。
サブセクション1 10分 会話文を1つ、講義を2つ聴き、20から30問に回答する。
サブセクション2 10分 会話文を1つ、講義を2つ聴き、20から30問に回答する。
<10分休憩>
スピーキングセクション
10分程度
出題される計6つの課題に対し、指定の時間内に回答を準備し、マイクに向かって回答する。
サブセクション1 準備時間 15秒 回答時間 45秒
自分の経験や考えについての題目2つに口頭で回答する。
サブセクション2 準備時間 20秒 回答時間 60秒
文章を読み、その後それに関する一組の会話、または講義を聴き、その内容を自分の言葉で要約する。同様の問題が2セット出題される。
サブセクション3 準備時間 20秒 回答時間 60秒
2つの講義、又はアナウンスを聴き、その内容をそれぞれ自分の言葉で要約し、自分の意見も付け加える。
ライティングセクション
50分 2つのエッセイ課題について小論文を書く。
サブセクション1 20分
文章を3分間で読み、その後流れる会話、講義、アナウンスを聴き、二つを要約する
サブセクション2 30分
与えられた2つのエッセイトピックスの中から一つ選び、それについての小論文を書く。
Posted by chino | 2009年9月27日 08:38 | パーマリンク
TOEFLは名前がTOEICに良く似ていて、同じアメリカのETSという団体が開発・制作しているので、よく混同されますが、実は、両者は目的、内容、用途など様々な面において全く違う性質の試験です。
試験の目的
TOEICテストはその名の通り、Test of English for International Communicationなので、英語を第二外国語とする人が、「どれだけ英語でコミュニケーションできるか」を測る試験です。とりわけ、TOEICにはビジネス英語の実力測定という性格があります。
これに対し、 TOEFLの目的は、大学の授業を英語で受けられるだけの能力があるかどうかを判定することです。従って、一般的なコミュニケーション力はもちろんのこと、学術文献を読みこなす能力や専門性の高い講義を聞き取る能力の有無を測定できるよう設計されています。
試験の内容
一般的に受けられるTOEICテストは、リスニングとリーディングという二つのセクションに大別されており、設問の内容はビジネスシーンを想定したものが多く、社会人が仕事や日常生活に使う英語力を問う内容になっています。
通常のTOEICテスト以外にも、TOEIC SWテストというのがあります。こちらはSpeaking/Writingの略で、話す、書く能力を測定します。
TOEFLの場合、今日本で実施されているInternet-based Test(iBT)は、リスニング、リーディング、スピーキング、ライティングの4つの能力が一つのテストの中に盛り込まれています。そのため、時間も4時間弱と非常に長丁場な試験です。
また、ビジネスで扱われるような問題がほとんど出題されない代わりに、学術的な内容の問題、大学の授業や生活のシーンを想定した設問が多く、TOEICテストに比べて、全体的に難易度の高い問題が中心となっています。
スコア
TOEIC は10点から990点まで5点刻みで採点されます。リスニングとリーディングがそれぞれ495点満点という計算です。TOEICのスコアは日本においては、英語コミュニケーション能力を推し量るいわばデフォルトスタンダードとなっており、仕事や学校などあらゆる場面で英語力を証明する材料として活用できます。
しかし、日本以外の国での知名度はさほど高くなく、国際的に認められている資格かというと、残念ながらそうでもないようです。ETS によれば、2008年度に世界90カ国でTOEICが実施され、約500万人が受験されましたが、そのうちの3分の1以上は日本人です。ですので、外国人にTOEICと言っても通じない可能性が高いです。
一方のTOEFLは、4つのセクションそれぞれが30点満点、計120点満点で1点刻みで採点されます。スピーキングとライティングに関しては少し特殊で、ネイティブ2名以上による5段階評価で点数が付けられ、それぞれを30点満点とした時のスコアに換算しています。
TOEFL のスコアは、試験の目的が明確に一つしかないので、英語圏の大学へ出願したり、奨学金を申請したりする以外はほとんど役に立ちません。しかし、母国語が英語でない北米への留学志望者は、国籍を問わず、必ずと言っていいほど全員TOEFLを受けますので、国際的な認知度は高いです。もちろん、良い大学ほど高いTOEFLスコアを要求しますし、出願書類の受付には締め切りがありますので、受験生はTOEICのように、「ちょっと力試し受けてみよう」という訳には行きません。常に1点を争う必死の真剣勝負です。
Posted by chino | 2009年9月25日 08:02 | パーマリンク
TOEFLテストというと一昔は日本人に馴染みが薄く、よくTOEICと間違われることがあるのですが(未だにありますが)、学業や研修で海外に留学する日本人が増えるに従って、少しずつですが、TOEFLの名が世間に知られるようになってきました。
TOEFLとは、Test of English as Foreign Languageの略で、英語圏(特に北米)の大学への留学・研究を希望する母国語が英語でない外国人を主な対象とした英語能力測定テストです。テストの種類には、紙の試験を受けるPBT(Paper-based Testing)、パソコン上で試験を受けるCBT(Computer-based Testing)、そしてインターネット上で試験を受けるiBT(Internet-based Testing)の3種類がありますが、今日本で実施されているのはiBTのみです。
特徴として、まず、試験にリスニング、リーディング、スピーキング、ライティングの4つのセクションが含まれている。特にスピーキングは他の試験にはないもので、英検のように面接形式で二次試験として行うのではなく、各受験者が各自のパソコンに付帯しているヘッドセットのマイクに向かって回答し、その録音をネイティブスピーカーが聴いて採点するというもの。
また、TOEFLは留学志望者を対象としているため、試験の設問は大学生活の会話や講義に関するものが中心となっています。英語圏の大学の授業を英語で受けられるかどうかを判定することが目的なので、ある程度の英語力があることを前提としており、全体的な難易度はTOEICなどと比べて高いといえます。
Posted by chino | 2009年9月24日 00:27 | パーマリンク
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | ||||
| 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
| 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
| 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
| 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
当サイトに関するお問い合わせは、aaa@@bbb.net よりお願いいたします。
※@は、1つ削除して下さい。